映画でクラシック

最近話題の「映画でオペラ」ですが…（一度挑戦したいのになかなか行けない。。。）、
今回ようやく「映画でバレエ」が登場することになりまｔした！
うふふ…嬉しいです。詳しいことは「WORLD CLASSIC@CINEMA」に載っています。
こういう映画は本当に素敵なことだと思います。
バレエやオペラの敷居がそこまで高くないんだよ～という証拠のような気がして！
…このような機会を最大限に生かしてクラシックの舞台に興味を持ってほしいなと心から思います。
（現在映画館で『太王四神記2』が上映中にも関わらず、このような話題で申し訳ないです。）


今年は以下の演目が上映されます。

・英国ロイヤルバレエ『くるみ割り人形』、『オンディーヌ』
・マリインスキー劇場バレエ『白鳥の湖』
・『アイーダ』（スペイン）
・『チェネレントラ』、『愛の妙薬』、『ドン・ジョヴァンニ』（イギリス）
・『椿姫』（イタリア）

『くるみ割り人形』の上映は関西まで終わってしまっていますね（涙）。
…ロイヤルバレエの『くるみ割り人形』は誰もが想像する世界が広がっているので、
本当に「これぞバレエ！」というものを楽しめます。これは子どもにもお勧めできる作品ですね。
私も1番最初に観た『くるみ割り人形』が英国ロイヤルバレエでした。
（確かレーザーディスクだったはず！）

『オンディーヌ』は水の精と人間の悲恋を描いた作品で、
日本の誇るべきダンサーである吉田都さんが出演されています。
その相手役はエドワード・ワトソンさんです。
（彼は先日のローザンヌで『マノン』のパ・ド・ドゥに出演していらっしゃったような。）
こちらの舞台は英国でしか上演されていなかったと思うので、これを機にぜひ！

『白鳥の湖』は私が世界で1番美しい白鳥だと思うロパートキナさんがオデット姫に扮しています。
相手役はダニラ・コルスンツェフさんです。このコンビはいいと思いますよ。
…マリインスキーだからオデットとオディールを同じダンサーが演じるはずなので、
ロパートキナのオディールも観られますね。
今回見逃してもこのコンビの『白鳥の湖』はDVDでも観られますので是非！
あと、ロシアのバレエダンサーはどんな後ろで踊る人でもスタイルが素晴らしいんです。
それに、ロシア人のコールドは世界に誇るべきものです。
この素晴らしさには英国バレエもフランスバレエもロシアバレエには叶いませんね。
ロシアバレエの中でもマリインスキーがダントツにコールドバレエが素晴らしいです。
（マリインスキー劇場バレエでは「白いバレエ」、ボリショイバレエでは「ダイナミックさ」が
セールスポイントだと勝手に思っています。…ちなみにパリオペラ座バレエは「華やかさ」！）

『アイーダ』と『椿姫』は有名な話だと思いますので、私の解説は割愛させてもらいますね。
…今の私は『椿姫』と聞いてもショパンの音楽しか出てこないので、
こんな人間に解説を簡単にでも書かせてはいけないと思うのですよ。

『ドン・ジョヴァンニ』も大体の人が知っているでしょうが…。
いわゆる、フランスでいう『ドン・ジュアン』です、スペインの「ドン・ファン」です。
このオペラはモーツァルトの音楽で展開されていきます。
『ドン・ジュアン』は雷に当たって死ぬのですが、こちらは石像に地獄に連れて行かれるのですね。
一応スペインの伝説上の人物を描いているので逸話に沿って書かれたのでしょうが、
こういう違いがあるのは面白いですよね。確か召使の名前も違っていたはず。。。
「勧善懲悪」の話なので色々な人に楽しんでもらえるかと思われます。

『チェネレントラ』はいわゆる『シンデレラ』です。話もそのままのようですが、
ガラスの靴が腕輪へ、魔法使いが哲学者へ変更されています。
あと登場人物の名前も違いますね。ちなみにカボチャの馬車は残念ながら登場しません。
この作品はグラインドボーン音楽祭で最高の一夜と評されるほど良かった作品だとか。
…これは観ないと損ですね！（音楽はロッシーニだそうです。）

『愛の妙薬』はマリヴォー作品にありそうなラブコメディーです。
ある女性に以前から恋していた男性がある日軍人に彼女が結婚を申しこめれたことを知り、
インチキ薬売りからほれ薬をもらいます。しかし、その薬の中身は安ワイン…さて、どうなる？
という展開です。音楽はドニゼッティーが担当しています。
私はこういうストーリーも好きなのでぜひ観たい。…でも、上演スケジュール的に観られない。。。
（名古屋で鑑賞しても『オンディーヌ』と『ドン・ジョヴァンニ』ぐらいかなあ？…残念！）

イギリスで上演された3つのオペラはグラインドボーン音楽祭での公演を撮影したのだとか！
音楽祭で実際に観た観客と同じ気分を味わえそうですね。
チケットは一般が3000円と少し高めの値段ですが、
実際にオペラを観るのと比べたら本当に有難い金額ではないでしょうか。

他にも朝イチで名作映画が上映されていたりと…今だからこそ映画館に行かないと損ですよね！
もともと映画館の方がDVD（での鑑賞）よりも好きなので本当にこういう企画は嬉しいです。

来年もバレエを上映してくれるのなら、
ハンブルクバレエ『幻想～白鳥の湖のように～』（あのルートヴィッヒ2世の人生を描いています）、
パリオペラ座バレエ『くるみ割り人形』もしくは『眠れる森の美女』
マリインスキー劇場バレエ『ラ・バヤデール』（影の王国だけでも！）…が希望かなあ？
他にもボリショイの『海賊』やロイヤルバレエ『マイヤーリンク』（日本でもDVD販売を！）、
バーミンガムロイヤルバレエ『美女と野獣』も観てみたいかも。。。
（とりあえず私の観たいものを全部挙げてみただけじゃん！という話ですけどね…おほほ。）

ではでは、今回もこんな私の興味ある話題で記事を書いていきました。

＜追記＞
ああ、1番書きたかったことを忘れていました（苦笑）。…宣伝させてください。
私の母ことRoseblancheが2月22日にネットショップ「Atelier d'Ange」を始めました。
まだまだ商品を作っている段階なのですが、
これからも素敵なものを母の手によって生み出されていきますので一度覗いてください。
また、「こういう商品が欲しい！」というものがありましたら遠慮なく私のほうに言ってください。
母は本当に色々と作っていまして…
バレエの衣裳からちょっとした小物まで私のために用意してくれました。
今も母の作ったアクセサリーやバック、洋服を愛用しています。
現在、母はテディベアを中心にバックや刺繍などをやっています。
私も留学が終わってからネットショップに関わっていこうと考えています。
いつか私のプロデュースした商品が飛び出すかもしれません（笑）。
一応私の得意とする何かを商品にしようということにはなっています…これは本当です。
（そのときは勿論こちらで宣伝させてもらいます。）
それから…母はこのネットショップの開店を機にブログも始めました。
母は私のブログをよく見に来てくれる読者なので（なんと有難いことか）、
遠慮せずにコメントなどを残してください。そこに要望などを書いてくださることも可能です。
母も私も皆様の要望を大切にしていきたいと考えておりますので、
たくさんの意見をお待ちしております。

「Atelier d'Ange」をよろしくお願いします。

コメント 2

本当に視野が広いので、驚いてしまいます。
チェックします。このブログの魅力は、この視野の広さやと思うので、どんどん色んな事を紹介して下さい。
お母様、ネットショップ、凄いです。見せて頂きました。可愛い作品が多かったです。縫うのが好きなので、キッドと作り方みたいなのがあれば嬉しいです。しかも、起用なのですね。不器用なので、器用な方に憧れます。
ちなみにホームページは、何のソフト使ってるのですか？って、話脱線してすいません。
by ちょんちょん (2010-02-24 21:00) 

もともとオペラにも注目していたのでこういう分野にだけは詳しいのです＾＾；
分からないことはネットで調べてなんとかする…という方法でやってきています。
これからもマイペースに自分の好きなものを紹介できればと思います。
…そのことで何か興味を持ってくださった人が1人でもいればととても嬉しいです。

キットのようなものですね！…分かりました、母に伝えておきます。
母は本当に小さい頃から器用だったらしくて（私はこれでも不器用なんですけども。。。）、
色々なことに挑戦しています。私も母に色々と手芸を教えてもらっています＾＾

今回はホームページではなくブログのようなスペースを借りてやっていたんですが、
（fc2の何かを利用しているはずです）
以前HPをやっていたときはホームページビルダーか何かを使っていました。
また母に聞いておきます。ソフトを新たに購入していたのは確かです。
でも、今はブログがホームページ代わりのようになっているので、
そういうのを利用するのもいいんじゃないかなあと思います。
by marine (2010-02-25 02:49)