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流されない信念 [marine的コラム]

もう2月も終わりですね。
2月は本当にあっという間の1ヶ月ですが、
色々な人の心をハッピーにさせるイベントや昔ながらの伝統を感じさせる行事があって、
本当に素敵な月だと思います。この月は私の中でピンク色というイメージがあります。
…皆様にとってもたくさんのハッピーを感じられる1ヶ月だったでしょうか?

来月からいよいよ春ですね。
春の大好きな私としては本当に待ちに待った季節そのものです。嬉しいですね。

今日は色々と頭の中でグルグルと回っていることを整理するために書きます。
辛辣なことも周りを気にせず書いていきますので、
何があっても広い心で受け止められる人のみ読んでください。


大学1年の春、授業で「社会学」について学びました。
そのときは周りからの影響によりどのような心境の変化が個人に起こるのか、
このことが1番勉強になりました。色々なセオリーに苦しんだ授業ではありましたが、
今ではこの社会学が大学で受けた数々の授業の中でとても好きだったものの1つになりました。

そのときからよく考えるようになったのはメディアとの関係です。

私たちは日々色々なメディアから情報を受け取ります。
ただ情報そのものを伝えるだけならいいのですが、伝える側の思いも上乗せされています。
その思いも一緒に情報として受け取っている人が多いのではないか、と思います。
私もその授業を受けるまではメディアの言うままになっていました。
悪い意味で言えば、メディアの思う壺になっていたような気がします。

本当の情報を知るには自分で見極めることが必要です。
そのための方法の1つとして多くのツールから1つの情報を見つめることだと思いますが、
私は耳に入った情報を詳しく自分の手で調べてみることが多いです。

たとえば昨年の政権交代なら民主党のメリットやデメリット、自民党のメリットやデメリットを
色々な人から聞いたり自分で調べてみたり色々としました。
そのときに民主党のマニフェストに<「扶養者控除」の廃止>という記述もあったことを知りました。
少子化が進む日本に必要なのは<子ども手当て>ではなく、
子どもを生める環境だと思っていた私は反対でした。
しかし、世間では新しい政治を求めていました。…その気持ちは分かります。
だからこそ民主党政権にどの人も喜んだのでしょう。
でも、その扶養者控除の廃止が伝えられると、途端にそのことに反対する人が出てきました。
(もう政治のニュースを見ないようにしているため、私は今これがどうなっているのか分かりません。)

私は政治や経済、金融などが嫌いなので、
こういう話は避けたいのですが、1番分かりやすい例がこれかなと思い、挙げてみました。
もし、これで気分を害した方がいらっしゃれば、心からお詫びを申し上げます。

また、スポーツ記事であれれ?と思うのは、
たとえどんなにがんばった選手であってもその人の失敗を大きく報道する点です。
(写真ニュースでもその人の失敗した写真やショックを受けている写真を載せることが時々ありますね。)
素直に「よくやった!」と褒めるようなことをあまりせずに、
「これがああなったのは…」というように原因を追及する傾向があるように思われます。
また、スポーツで1番大切なのは個人がどれだけ自分のしたことに満足できたか、
どのように自分の限界に挑戦したか…です。それに人は感動させられるのではないでしょうか。
結果に固執するのはどうかなと思うのです。逆にそれはスポーツではないような気がします。 
結果はただ個人のしたことについてくる<おまけ>のようなものです。
本当に大切なのはどれだけ本気になってその目標に取り組んだことだと思います。

また、あるスポーツの審判でもルールがきちんと分かっていないから、
プロの答えを鵜呑みにしがちです。…これが正しいとどこか信じきっているところがあります。

私はバレエのことしか分かりません。
オペラを聞いていても「ここの響きが綺麗だな」という感想しか出てきません。
バレエのことでもまだまだ勉強不足だなと思うぐらいです。

ですから、自分の分からない点はメディアやプロの出した意見そのものをそのまま受け取るのではなく、
自分から色々と調べてみる努力はするようにしています。

そういうことの積み重ねがまっすぐとした信念が生まれてくるような気がします。

まあ、その授業をきっかけに私は疑い深い性格になったのは確かです。
この報道には裏が隠されているんじゃないか?と思うことはしょっちゅうです。
ですから、今ではニュースをあまり見ないようにしています。
(ロイターもプレジデントロイターでコラムを読むぐらいになっています。)

それから、そのニュースを知ったときの自分の感想というものも大切にしています。
私は自分の直感というものを1番重視しています。
自分の感じたことを大切にして今まで悪い結果を生んだことはないです。
むしろ、そのおかげで助けられたことが何度もあります。
ですから、自分の直感を信じてみるというのも1つの手だと考えています。

今回もまとまりのない文章になってしまいましたが私の頭の中を整理するためにも書いてみました。
これで私のことが嫌いになる人もいるんじゃないかな?と思いますが、
このような人間も世の中にいるというふうに捉えてくださると嬉しいです。

私としては色々なものに流されない信念というものを常に持ち続けている大人になりたいので、
たくさんの情報を自分の中できちんと理解できたうえで受け取っていきたいですね。
コメント(2) 

コメント 2

ちょんちょん

今回の記事をなるほどなと思います。
今はインターネット、新聞、テレビと媒体が凄い多いので、私達が情報を選ばないとだめかなと思います。語学を学習する環境では、凄いありがたい環境なのですが。ニュースには、その国の独特な個性が出るので。政治と生活と密着したものなので、特にしっかり情報を見極める力が必要だと思います。情報を見極める力をつけることが、私達国民には、絶対必要です。それが、政治を選ぶってことにも、しっかりつなぐと思います。
by ちょんちょん (2010-03-01 00:07) 

marine

胸のうやむやをなくすためにも書きました。
…まあ、自己満足といってしまえばそれまでなのですが。

戦時中は政府が情報を色々と操作していました。
それだけ情報の与える影響はとてつもなく大きいのでしょう。
だからこそ情報を受け取るときに注意しなければいけないなと思ったのです。
私の場合はフランスのメディアにも注目していますね。
たまにフランスの新聞サイトなども覗くようにしています。
日本以外の国の情報も知ることは日本を顧みるいい機会になりますので勉強になります。
政治に関して言えば、ジャーナリズムは現在の体制を批判するためにあるようなものなので、
メディアの言うままにはなりたくない!と天邪鬼である私は考えています(苦笑)。

とにかく各々が自分の中にしっかりとした信念を持っておくことは
色々な意味で大切なことではないのかなあと思います。
by marine (2010-03-01 00:43) 

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