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細かなヅカネタ感想 [l'autre(その他)]

最近の宝塚について全くここでもどこでも自分の感想を言いませんでしたが、
そろそろポロリと言ってもいいかもしれないなあと思い、ひょっこり参上しました(笑)。

私の思うことをそのままに書いていきますので、
読む人1人1人に私の文章を読んで考えることが違うことが分かっていますが、
とりあえず、温かい目で見ていただけたらと思います!

というわけで、「れでぃーごー」?


<水さん&愛原さんについて>
まず、最初に…「宝塚ご卒業おめでとうございます!」
私は『ロジェ/ロックオン』を鑑賞しなかったので、彼女達の退団を実感することなく、
そのときを迎えてしまったかなと思います。
彼女達、そしてそのときに彼女達と一緒に退団したジェンヌさんたちの幸せを祈っています。

<雪組新体制および雪組『ロミオとジュリエット』について>

月組で「娘役トップなし」という体制でファンがつらい思いをしていたことを知っているのか、
そうではないのかー劇団のことは全く分かりませんが、
この体制を聞いて「懲りない人たちだなあ」と思いました。
しかも、音月さんは瀬奈さんとは違っていて、一度も特定の相手役と組むことの無いまま、
この新体制で頑張らざるをえないようですね。ちょっとかわいそうですよね。
トップの魅力というものの1つに特定の相手役さんがいる!ということが挙げられると思っています。
ですから、「運がない人といえばいいのかなんといえばいいのか」という気持ちです。
娘役トップの代わりとして、愛加あゆさん、舞羽美海さん、夢華あみさんが中心になって、
これからの雪組公演で活動していくのでしょうが、
月組の前例を見れば、彼女達もある意味犠牲者なのかもしれないなと思います。

その前に96期問題についての私の考えを述べるべきでしょうね。
今回このような事態に発展する前に学校側はやるべきことがあったのではないかと思います。
ですから、私は96期よりも音楽学校に対してあまりいい感情を持っていません。
しかも裁判でも色々とあったようですので、
本当にやった人が法廷に立ったのかという問題もありそうな気がしてならないのです。
法廷で証言を述べるということほど舞台人にとって恐ろしいことは無いと考えているので、
法廷に立つか否かで音楽学校内で色々とあったのではないかと推測しています。
そのような理由から、証言台に立った人のみを責めるわけにはいかないですし、
十代の若者は理性を常に保ち続けることが社会人ほどうまくいかないと思うので、
音楽学校生徒のみが悪いとは言えないような気がします。
ですから、私はこの問題についてはあまり自分の考えを言わないようにしようかなと思います。

夢華あみさんは主役向きの舞台人か?と聞かれれば、「うーん?」と考え込んでしまいますが、
彼女は裁判で証言台に立ったというマイナスに必死で戦っているということは評価しています。
人間誰しも間違ってしまうことがあるので、このことでずっと責め続けるのはいかがかな?と。
私は舞台での彼女のみを観て評価していきたいかなと思います。

舞羽美海さんには頑張ってもらいたいなあ!と応援しています。(個人的な理由もあるのですが。)
『オネーギン』のタチヤーナは彼女のよさでもある明るさを封印しなければならないので、
大変でしょうが、頑張ってほしいですね。ジュリエットの方も、勿論!
ジュリエットに関しては「歌が重要」なので、歌唱力をレベルアップしてほしいですね。
(オネーギンよりダンディーなグレーミン公爵には緒月遠麻さんに演じてほしかったあああ。)

愛加あゆさんは3人の娘役の中では上級生なので、焦りとか色々とあるでしょうが、
彼女らしく「自分との戦い」だと思って頑張り続けてほしいなあと思います。

さて、雪組『ロミオとジュリエット』に関していえば「いくら何でも再演は早すぎる!」…と思います。
星組さんがちょっとかわいそうになってきました。…星組ファン(=私)にとっても、ちとショックでした。
そういうことはさておき、『ロミオとジュリエット』は大人数向きのミュージカルではないと、
星組版やフランス版(CDについていたボーナスDVDでのハイライト映像)を見ていると感じるのです。
さらに、雪組さんの製作会見を見ていると、「衣裳がちとチープになっている!」と思いました。
…スポンサー付きの公演ではないのに、星組版の方が衣装は豪華だったような気がします。
多分、星組でのの衣裳を雪組のときも利用するでしょうけれど、
舞踏会やロミオとジュリエットの結婚での衣裳は製作会見のときのものだろうと思います。
しかも、星組版ロミジュリの衣裳の方が凝っているようにも見えました。
今回雪組ロミジュリのコンセプトとしては、ロミオとジュリエットだけ白を基調とした衣裳にするのかな?
と考えているのですが、白いからこそ生地にこだわるべし!と衣装部に一言物申したくなりました。

こういうことを言っても、来年にならない限り、このロミジュリを観に行くか分かりません。
しかし、素敵な公演になりますよう願っています。

最後に未涼さんの組替えについて。
彼女が花組から離れる日がくるとは思ってもいませんでした。
雪組での彼女の立場がどういうものか分かりませんが、
彼女の実力は今の雪組には必要であるはずなので、頑張っていただきたいです。
彼女のベンヴォーリオ(『ロミジュリ』)が実現するよう願っています!

もうオーディションが終わっているならば、
早く雪組版『ロミオとジュリエット』の配役を知りたいぞー!と思います。
マキューシオが誰なんでしょ?-気になるところです。

<来年のラインナップについて>
少しずつラインナップの発表がされていますが、
私が非常に楽しみにしているのが、紅ゆずるさん主演『メイちゃんの執事』です!
これは観たい!…と、発表を見たときからずっと思い続けています。
執事は見た目が麗しい人で揃えてほしいですね。
メイちゃんなどのお嬢様たちの配役も気になるところです。…わくわく!

<来年度のカレンダーについて>
私が応援している某ジェンヌさんの退団が近づいてきていることを悟りました。
それまでに彼女の舞台をちゃんと観なくては!という気持ちでいっぱいです。
今からきちんと気持ちの整理をしておこうかなと思います。

<最後に…>
これで、今のところ、私が書くべきことは全て文章したはずです。
ですので、今日はこれでおしまいです。
最近の宝塚はどの方向に向かって走り続けているのか、私にはいまいち分かりませんが、
とにかく、そのような宝塚を客観的に見つめていきたいと思っています。

最近の私はバレエに夢中になっておりまして、宝塚の観劇回数は徐々に減ってきています。
ですから、このブログを「ヅカブログ」とは呼べないものになりつつあるなということを
感じておりますが…そういうブログでもよろしければ、これからもいらしてくださると嬉しいです。

ではでは!
コメント(4) 

コメント 4

はな

こんにちは!

私もmarineさんと同じような考えを持っています。

私は音楽学校の裁判の和解についての説明がおかしいと思いましたね。

今の劇団の意図というか方向性が全くわかりません。
雪組の人事には呆れました。
今も宝塚から随分心が離れていますが、今以上に離れてしまいそうです。

by はな (2010-09-21 17:43) 

marine

こんばんは。
私と同意見を持っていてくれる人が1人でもいるのは本当に有難いことです。
誰が悪いということを問い続けるよりもこの過ちを繰り返さないということを大事にして、
宝塚が無事100周年を迎えることが出来るよう努力してもらいたいですよね。
本当に最近不可解なことが多数起こっていますが、
どのようなときでも客観的に物事を考えられる人間でありたいと思っています。

私も以前に比べると宝塚と自分自身の間に深い溝ができていることを感じます。
最近はバレエに夢中になっていますね。
私がいつか宝塚と完全に別れるということがありえなくもないなと思います。

例のプレゼントはもう少しお待ちください(苦笑)。
冬になるまでにはお送りできるはずですが、未だに送れていなくて申し訳ないです(汗)。
by marine (2010-09-21 21:47) 

ちょんちょん

私もトップ娘役おかないのは、おかしいと思います。
瀬奈さんの時は、最後らへんなので、納得できましたが。
私の中で相手役は、彩乃かなみちゃん以外考えられなかったので。
トップコンビの魅力というのもあると思います。2人がつくりあげる世界みたいなのがあると思います。
96期生の問題は、詳しく分からないのですが、初舞台ふんでいきなり、新人公演のヒロインに抜擢するのは、早すぎると思います。やはり、じっくり育てるのも大切だと思います。しかも、次のロミオとジュリエットにダブルキャストで、ダブルヒロインじたい納得できません。

by ちょんちょん (2010-09-27 10:29) 

marine

トップ娘役の必要性を月組で学ばなかったのかな?と思いますが、
既に決まってしまったことやそのことに挑む生徒達のことを考えると、
宝塚で精一杯生きようとしている彼女達の熱い情熱がこちらにも伝わってくるような気持ちになりました。
これからの雪組はトップコンビの魅力というものが欠けた組になるので、
音月さんへのプレッシャーは人一倍大きいものではないだろうかと推測しています。
彼女もどのような相手役さんとコンビを組むのかということに対しても楽しみにしていたはずですしね。
96期問題も私自身何がそこにあったのかをほとんど理解していませんし、
あまりよくない噂が流れている生徒をいきなり抜擢しようと決める劇団の考えも
私が絶対実行しないものだなあと思います。
ロミオとジュリエットという作品は純愛がテーマであるにも関わらず、
ロミオの愛するジュリエットが2人もいるということ自体私にとって奇妙な劇団の判断です。

宇宙というものは常に斬新なことの繰り返しでした。
そう考えると、最近の宝塚へのどうしようもない気持ちが落ち着いてきました。
納得は出来なくともその事実を受け入れるように私は心がけたいと思います。
by marine (2010-09-29 06:16) 

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