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Piaf et OTOKOUTA [l'autre(その他)]


エディット・ピアフ~愛の讃歌~ (2枚組)

エディット・ピアフ~愛の讃歌~ (2枚組)

  • 出版社/メーカー: 東宝
  • メディア: DVD



昨日NHKで『エディット・ピアフ~愛の讃歌~』を鑑賞しました。
もともとこの映画には興味をもっていました。
というのも、マリオン・コティヤールがこの作品でアカデミー主演女優賞を受賞したとき、
私はたまたまコティヤールの出生地であるオルレアンにて語学研修に参加していました。
そのときに多くのフランス人がコティヤールの栄誉に大喜びしている様をこの目で見てきましたし、
もともと私自身フランス映画が好きですからね。
(コティヤールのファンになったきっかけは『NINE』でしたけどね。)
本当にこの映画はフランスらしさを感じさせました。
ピアフの人生の中で印象的だった逸話をいくつか選び出して、
ピアフが過去を振り返るという構成で過大でも過小でもなくそのまま描かれているというところが。
波乱万丈だったピアフの人生を深くよく考えるにはそのまま描写することが1番です。
また、コティヤールの演技が素晴らしいんです。もともとハスキー声の彼女ですが、
声から格好から中身からピアフそのものになりきっているところが凄いと思いました。
これぞ演技派女優だとも。たくさんの賞で主演女優賞を受賞しているのもよく分かります。
これはコティヤールと特殊メイクの技術、フランス映画であることなしでは名作になりえませんでした。
(アメリカ映画だと多少誇張されたり善悪が大切にされるからフランス映画のほうがいいと書きました。)
本当に観られて正解でした。また、フランス映画の良さを改めて感じさせられました。
さすが、映画発祥の地フランス、です。(ちなみにポスター発祥も。)

さて、本題へ。

14 COVERS TAKARAZUKA OTOKOUTA(初回生産限定盤)(DVD付)

14 COVERS TAKARAZUKA OTOKOUTA(初回生産限定盤)(DVD付)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: SMD itaku (music)
  • 発売日: 2011/03/16
  • メディア: CD



4月下旬に購入した「14 COVERS TAKARAZUKA OTOKOUTA」の感想を今更ながら
書いていきます。(遅いと言わないで~本当に遅いですけども。)
私の好みが暴走しているかのような感想になると思いますが、
温かく見守る気持ちで読んでくださると嬉しいです。

曲目は以下の通り。

1: 太陽と埃の中で(未涼亜希・北翔海莉) 原曲:CHAGE&ASKA
2: Missing(望海風斗) 原曲:久保田利伸
3: 歌うたいのバラッド(煌雅あさひ) 原曲:斉藤和義
4: チェリー(明日海りお) 原曲:Spitz
5: 僕は君に恋をする(沢希理寿) 原曲:平井 堅
6: 想い出がいっぱい(紅ゆずる・煌雅あさひ・香綾しずる・礼 真琴) 原曲:H2O
7: I LOVE YOU(未涼亜希) 原曲:尾崎 豊
8: 壊れかけのRadio(香綾しずる) 原曲:徳永英明
9: 奇跡~大きな愛のように~(紅ゆずる) 原曲:さだ まさし
10: STAY(望海風斗・明日海りお・沢希理寿・凪七瑠海) 原曲:コブクロ
11: どんなときも。(礼 真琴) 原曲:槇原敬之
12: Believe(凪七瑠海) 原曲:杉本竜一
13: 悲しみにさよなら(北翔海莉) 原曲:安全地帯
14: truth(全員)

編曲はいいと思うんです。でも、やりすぎは駄目です(苦笑)。
スピッツファンの私は「チェリー」の変わりように思わず絶句してしまいました。
嵐ファンでもある私は「truth」は大丈夫なんだろうか?と不安になりましたが、
こちらの曲は原曲の良さをそのまま生かしてくださっていてホッとしました。
原曲を歌っていた人のファンにとって「曲の変化」ほど恐ろしいものはないですよ。
編曲する側に個性を入れることはあまりよくないんじゃないかなと思いました。
本当に、「チェリー」が明るいJ-POPになっていたことのショックは大きかったです。
(…今ではだいぶ慣れましたけれど。)
今回の編曲を担当したスタッフが2人いたようですが、
シンプルな編曲をしてくださった水島さんのほうが私好みでした。
もう1人の斉藤さんの編曲で好きだったのは「歌うたいのバラッド」でしょうか。
こちらは原曲を全く知らないし煌雅さんののびる声の素晴らしさという理由もあって、
結構リピートしているナンバーになりますね。

1番好きだったナンバーは礼真琴さんの「どんなときも。」でした。
槇原さんの曲の良さをそのまま生かした感じで、のびのびとした曲の雰囲気が私好みでした。
今や、礼真琴さんは95期男役を代表する1人となっていますが、
音楽学校文化祭で彼女の歌を聴いていた私はこの曲も結構期待していたんですね。
ですから、期待以上の出来に「素晴らしい~!」と思いました。

紅ゆずるさんの「奇跡~大きな愛のように~」は紅さんの良さがよく伝わる1曲で
「どんなときも。」と同様いつも聴いている1曲です。
「奇跡」は歌詞の内容から考えて宝塚らしいともいえますし、
貴城けいさんや瀬奈じゅんさんが歌ってきた曲ですので、
タカラヅカファンにとっては名曲として考えられているといっても過言ではないはず。
そんな曲を包容力をもって歌っているように感じさせられたのは、
まさに紅さんがタカラヅカらしい男役だからこそ。本当に選曲がよかったですね。
彼女が選んだようですが…OKを出したスタッフ側にも「グッジョブ!」と言いたいです。
『ノバボサノバ』を通じて歌がだんだんうまくなってきている今の紅さんでまた聴きたいかも。

今回歌っていた10人はさすが各組から選ばれただけの事はあって、
本当に歌声が良かったです。本当にCDを買って正解でした。
…ただ、編曲さえよければ、という思いもあります。
凪七さんの「believe」はエコーが使われすぎで、凪七さんの歌声のよさが全て失われていたような。
先ほどの話を蒸し返しますが、編曲はやりすぎが禁物ですね。
 

他にも色々と思うところがありますが、今日はこれで。
(一度記事が全部消えたので、ここまで書き直した自分をほめてやりたい…(苦笑)。)
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