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レ・ミゼラブル映画化再び? [映画のススメ]

twitterにも書いたのですが、『レ・ミゼラブル』がまたまた映画化されるという話があるようですね。
NHKの『レ・ミゼラブル25周年コンサート』を見てからamazonでDVDも購入したほどの私。
本当に今年の(日本版の)再演を観に行けばよかった、と心から後悔しています。
まあ、今の演出バージョン(ケアードさんでしたっけ?)で二度観られたのは私の財産です。
また新しい形で日本でも上演されることを期待しておくことにしましょう。


Les Miserables (Petits Classiques Larousse)

Les Miserables (Petits Classiques Larousse)

  • 作者: Victor Hugo
  • 出版社/メーカー: Larousse Editions
  • 発売日: 2007/08/30
  • メディア: ペーパーバック



今更ながら、この名作を留学中に購入しなかったことを残念に思います。
とはいっても、フランスの知り合いの家に留学中に購入した本を置かせてもらっているので、
またフランスに行かねばならないんですけどね!(笑)

では、あれこれと書いていきましょう。

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コリン・ファース、フーパー監督と「レ・ミゼラブル」で再タッグ?
2011年4月6日 14:34

[映画.com ニュース] 第83回アカデミー賞監督賞に輝いた「英国王のスピーチ」のトム・フーパー監督が、「レ・ミゼラブル」のミュージカル映画化に着手すると報じられているが、プロデューサーのキャメロン・マッキントッシュが、自身の理想のキャスティングをデイリーメール紙に明かした。

「レ・ミゼラブル」はフランスの文豪ビクトル・ユーゴーの大河小説で、パンを盗んで19年の牢獄生活を送った男ジャン・バルジャンの生涯を描いた。マッキントッシュは、ジャベール警部にコリン・ファース、ヒロインのコゼットの母親ファンテーヌにマリオン・コティヤール、テナルディエ夫妻にティモシー・スポールとヘレナ・ボナム・カーター、テナルディエの長女エポニーヌにアン・ハサウェイ、ジャン・バルジャンにはオペラ歌手アルフィー・ボーの名を挙げている。

「レ・ミゼラブル」は過去に何度も映画化されているが、いずれもミュージカルではなく、本作の俳優陣には歌唱力が求められそうだ。ちなみに、1998年のビレ・アウグスト監督、リーアム・ニーソン主演版には、「英国王のスピーチ」のジェフリー・ラッシュが出演していた。

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こちらはニュースから。

ジャン・バルジャンのアルフィー・ボーは言わずもがな、25周年コンサートでもバルジャンを演じた人。
オペラ畑の人なので、ミュージカル畑の人とは違った発声なんですけど、それがいいんですよね。
ファンティーヌのマリオン・コティヤールは『エディット・ピアフ』で有名な女優さん。
『NINE』でも素晴らしい歌声を披露なさっていました。
ジャベール役は『英国王のスピーチ』でアカデミー主演男優賞を手にしたコリン・ファース。
『マンマ・ミーア』において彼の歌唱を聴けますが、上手かったと思います。
テナルディエ役のティモシー・スポールは体型からしてまさにテナルディエ向き!
映画の『スウィーニー・トッド』を見れば、彼のテナルディエが楽しみになること間違い無しなのでは?
(私はその映画を観ていないので、なんともいえないのです…。)
テナルディエ夫人役のヘレナ・ボナム・カーターは『英国王のスピーチ』でエリザベスを演じていた方。
『眺めのいい部屋』で有名なイギリス人女優さんですよね。
『アリス・イン・ワンダーランド』での熱演もありますから、こちらも楽しみ。
私が唯一不安だなあと思っていたのはエポニーヌ役のアン・ハサウェイ。
しかしながら、彼女はブロードウェイのデビューも既に果たしていたようですね。
美しい彼女が報われない恋をする役柄なんて!…と思いますが、かなりわくわくしています。

私の大好きなアンジョルラス役はどなたが…?
あまり海外映画俳優さんについて詳しくないので、なんともいえませんが、かっこいい人がいいな(笑)。
同じく、マリウス役やコゼット役もどなたになるんでしょうか?

ま、理想のキャスティングの話ですからね。実際はどうなるか知りませんよ。

でも、素敵な配役だなあと思います。実現したらまさに最高でしょう!
特にバルジャンのアルフィー・ボーとジャベールのコリン・ファース、
ファンティーヌのマリオン・コティヤールは是非是非。とても観たい配役だな。

ミュージカル映画は観たいものとそうでないものと分かれるんですよね。
…理由は単純です。興味を持つか、否か。それだけです(笑)。
観たいと思っていたものでも観にいけなかったら「運が悪かった」として片付けちゃうほどなので、
観たいミュージカル映画にもそこまで思い入れはないかもしれません。
でも、今回は見逃せないですね。絶対に観たい作品!
日本公開の日程が決まり次第、すぐさま手帳に公開初日に「レミゼ映画」と書くことにしましょう(笑)。
…そもそも、フーパー監督がレミゼ映画に着手すると発表されたわけではないんですよね。
プロデューサーが理想のキャスティングは発表するほどなんだから、
監督が誰であれ、映画化は本当なんでしょう。いやいや、本当だと信じたいものです。

最近観たい映画は『赤ずきん』。
トワイライト(初恋の方…)の監督が手がけたそうで…ちょっと『トワイライト』っぽいなと思いますが、
『マンマ・ミーア』でのソフィー役を演じたアマンダ・サイフリッドが主演するのだから行こうかなあと。
…他にもワールドクラシック@シネマ2011の『コッペリア』。
パリオペラ座バレエだし、私の好きなバール版だし…と思って。
バール版の『コッペリア』は確かホフマンの『砂男』がモチーフとなっています。
砂男に関する薄気味悪い話が真実だと知った男が発狂するという物語なのですが、
その男をコッペリウスとして、砂男を原作と同じスパランツァーニとして考えられたのが
バール版コッペリア。他のバージョンで主人公のスワニルダやフランツは結構脇役に近い扱い方。
確かに、バール版コッペリウスは本当にかっこいいのだから仕方ない。
スワニルダが惹かれるのもよく分かる。…私だったらフランツよりコッペリウスを選ぶもの。
そういう作品をいつかDVD化してくださらないか、とひたすら願うことにします。
DVD化したほしいパリオペラ座バレエ作品がたくさんあるので根気が必要そうですが、
頑張って待つことにしましょう。

ではでは。
最後は結局バレエの話になってしまいました。楽しんでくださると嬉しいな。
コメント(2) 

コメント 2

にゃんとむ

はじめまして。
ミュージカルに興味を持つ者です。
日記、とても興味深く、楽しく拝読させていただきました。
過去の日記も読ませていただき、とても感じのよい文章をお書きになられる
ので、気持が和らぎました。

マッキントッシュ氏の理想のキャストが発表されていたとは存じませんでした。
先日のニュースでは映画のバルジャン役にヒュー・ジャックマンの名が挙がった
そうですね。
(とはいえ二転、三転するのが当たり前の世界なので最後までわかりませんが・・・)
「ミス・サイゴン」も映画化の話が進行中のようなので、ミュージカル映画が
立て続けに公開されるかもしれませんね。


marineさまはきっとフランス語が堪能でいらっしゃるんでしょうね。
私は趣味でミュージカル曲のカラオケを歌うのですが、「ロミオとトジュリエット」の
“ヴェローナ”をフランス語で歌うべく練習中です。
(とはいえ歌詞にカナを振っているレベル・・・)
歌う、というレベルには全くもって程遠いのですが、フランス語特有の音の響きを

楽しめるようになりたいものです。

これからもmarineさまの日記を楽しみにさせていただきますね。
お邪魔いたしました。
by にゃんとむ (2011-06-18 15:37) 

marine

にゃんとむさん、初めまして。
つれづれなるままにブログの記事を執筆しているmarineと申します。

私もミュージカルに関してまだまだ…と痛感させられることが多いのですが、
楽しく読んでいただけたようで、とても嬉しく思います。

キャストは二転三転することが当たり前ですから、
『レ・ミゼラブル』の公式配役発表まで辛抱強く待ちたいと思います。
ジャン・バルジャン役にはヒュー・ジャックマンの名前も挙がっていたんですね。
私の理想とするバルジャンがアルフィー・ボーさんなので、
ニュース通りになってほしいなと思いますが、ジャックマンのバルジャンも観てみたいですね。
…本当にキャスティングに期待していますから早く発表してほしいです。
最近、本当にミュージカル映画の上映が多いなあと思います。
『ミスサイゴン』のほうは初耳です。本当に配役がどうなるのか楽しみですね。
キム役には25周年レミゼコンサートでファンテーヌ役を演じていたレア・サロンガが
いいんのではないかと思いますが、様々な面を考えると彼女ではないような気もしますし。
今はただただ色々なミュージカルに関する発表を楽しみに待つことにしておくことにします!

私のフランス語はまだまだ…です。
大学4年間ではほんの少ししか学べないということを日々ひしひしと感じています。
だから、私もにゃんとむさんと同じようにフランス語版ロミジュリを聴いて、
よく口ずさむように歌っていますよ。…私の場合は「世界の王」と「Aimer」が多いですが。
「ヴェローナ」も素敵な楽曲ですよね。
フランス語の読みは規則さえ覚えればなんとなくでも理解できるようになりますから、
フランスミュージカルの素敵なナンバーを聴きながら、
是非その規則性を見つけてみてくださいね^^
無心で聴くと、案外フランス語の響きを楽しめますよ。よくぼーっとしながら聴いています。

ブログの更新をこれからも頑張っていきますので、是非是非おいでくださいね^^
またコメントの方もお待ちしております!

by marine (2011-06-18 23:53) 

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