買った、読んだ、楽しんだ。

ザ・タカラヅカⅤ　宙組特集 (タカラヅカMOOK)

• 作者: 宝塚ムック
• 出版社/メーカー: 阪急コミュニケーションズ
• 発売日: 2011/07/22
• メディア: ムック

ずっと買おうか買うまいか悩んでいたのですが、
昨日、『ザ・タカラヅカⅤ　宙組特集』（宙組本）を購入してまいりました！
まさに「買った、読んだ、楽しんだ」の1冊でした。購入して正解でしたよ。

宙組本のなかで、1番好きだったのは「血液型別」のところ。
本当に面白かったです。O型コーナーでは春風さんのアン・オー（手のポーズ）が1番美しかった！
涼華さんのも綺麗でしたけど…やはり春風さんのほうが綺麗と思いました。
B型はぶっとびすぎてなんともいえませんでした。私もB型なんですが、あそこまで出来ません（汗）。
A型は真面目な感じが逆に笑いを誘っていたり…AB型は自由な感じといった印象を受けました。
くじ引きによるメンバーでの対談もよかったです。
娘役の髪型コーナーも凄く参考になって、仕事で利用できたらと思います。
（ファッション関係なので…接客業をやっているので…。）
表紙も洗練された感じがして好きでした。さすが宙組！と思わず叫んでしまいたくなったほど。
舞台写真も観に行けなかった公演の分も掲載されているので、
（普段宝塚雑誌を購入していないので、）「こんな感じだったんだ！」と楽しめました。
宙組の下級生についても全く分からないといってもいいほどなので、勉強にもなりました。

そんな宙組が来年『仮面のロマネスク』をするんですね！…もう嬉しくて嬉しくて！
こちらはラクロの『危険な関係 Les Liaisons dangereuses』を宝塚風にアレンジした作品です。

Les liaisons dangereuses

• 作者: Pierre Choderlos de Laclos
• 出版社/メーカー: Gallimard
• 発売日: 2006/12
• メディア: Perfect

フランスで原書を購入したのですが、日本語訳のものは図書館で一度借りて読んだだけなので、
家にはないんですよね。買おうかなと思っています。
この物語は手紙を通して語られているはずなのに、主人公達の感情が痛いほど伝わってくるんです。
ラクロの凄さを実感すると共に『危険な関係』は私の大好きなフランス文学の一冊です。
私はトゥールベルとヴァルモン子爵の恋愛ものといった印象と
子爵とメルトゥイユ伯爵夫人の不思議な関係を（物語を読みながら）楽しみましたが、
『仮面のロマネスク』はヴァルモンとメルトゥイユが相思相愛であるという設定なんですよね。
私は原作のメルトゥイユの隠された恋心がヴァルモンには通じていなかったという流れが
好きだったのですが…そこは宝塚風、なんですよね。
ペ・ヨンジュンで韓国でも映画化されたときのノベライズ本も読みましたが、
あくまでもメルトゥイユはヒロインではないんだなあと感じました。
メルトゥイユがヒロインのような扱いなのは宝塚だけかも、と私は考えています。
一般的にどう考えられているかは謎ですけど。
とにかく！宝塚が生み出す豪華絢爛な世界での恋愛ドラマを観られるのが今から楽しみです。
もともと大空祐飛さんのヴァルモン子爵はとても美しいんでしょうね、
今から想像しただけで幸せな気がしてきました。

ここから蛇足ですが…紅さんが『仮面のロマネスク』に登場するなら、
ダンスニーなんだろうなあと思います。クールでキザなヴァルモンも観てみたいのだけれど、
彼女はダンスニーだ、と考えてしまいます。。。
性格で判断しているのかな？でも、性格のいいダンスニーを紅さんで観たい。
ヴァルモンの紅さんも凄くステキなのは百も承知なんですけども。

『仮面のロマネスク』と同時上演のショーが『Apasionado2』！
ヴァレンチノのシーンでのナターシャを誰が演じるのかワクワクしています。
私としては、『ヴァレンチノ』でナターシャを演じた七海さんで観たいんですけどね。
というのも、『ヴァレンチノ』を観に行けず、七海さんのナターシャが観られなかったから。。。
理由は単純！…とはいえ、願望に変わりありません（笑）。願うことにしましょう。
勿論、お花ちゃんズも楽しみです。

ではでは、今度はバレエのDVDについての記事を書こうかなと考えています。
（考えているだけで、実際にどの内容にするかは謎です。）