コンビで観てみたいラブストーリー [本のススメ]
宙組トップコンビ退団ニュースにショックを受けているmarineです、こんにちは。
ラインナップが発表された時点で予測されていたことではありますが、
改めて発表されるとショックでした。サヨナラ公演を観られたらいいなあと思います。
(大空・野々コンビをトラファルガーのみでしか観ていないというのはちょっと嫌なので。)
あと、文化庁芸術祭で『クラシコ・イタリアーノ』が優秀賞か何かを受賞されたそうですね。
おめでとうございます。さすが、宙組!さすが、宝塚!
さて、今日は最近読んだ本を紹介しがてら、
宝塚ブログらしくその作品をキャスティングするならどのコンビ?ということを考えてみます。
<花組>蘭寿とむ・蘭乃はなコンビ
『レインツリーの国』有川浩
『図書館戦争』シリーズで登場した小説です。
きっかけは彼女のブログで書いた「忘れない本」。
そこから主人公と彼女のメール交換が始まるものの、なかなか彼女が実際に会おうとしてくれない。
それには彼女にワケがあって・・・という物語です。
なぜこの2人をこの作品で、と思ったかといいますと、
私の中で蘭乃はなちゃんは『二人の貴公子』の「牢番の娘」というイメージだからです。
変わらないんですよね、これが。オフィーリア・サブリナ・クリスティーヌを演じても。
いじらしくて思わず応援しちゃいたくなる感じといいましょうか。
蘭寿さんも不器用な男性も似合いそうだなあと思いますし。
<月組>霧矢大夢・蒼乃夕妃コンビ
『青い城』モンゴメリ
大人のためのラブストーリーです。
ある日余命半年と医者から告げられた主人公が自由奔放に生きてみようと、
今まで抑圧されてきた生活を捨て、自分らしい生き方を求める物語。
彼女はひょんなきっかけで結婚しますが、結婚相手も実は・・・。という、
女性が主人公のように見えますが、結婚相手もなかなか大変な人生を歩んでいます。
彼の半生をかっこよく描けば、宝塚でも上演できるかも。
このコンビは大人の作品が似合うと思うんですよ、とても。
だから、ついついこういう小説を選んでしまいますね。この話は本当に好きで、
2011年に読んだ本の中で1番好きなラブストーリーでした。
『青い城』以外なら、有川さんの『図書館戦争』かも。
<雪組>音月桂・舞羽美海コンビ
『ライオンハート』恩田陸
幻想的なSF風ラブストーリーです。オムニバス形式となっていまして、
どの話も男性はエドワード、女性はエリザベス。2人は運命の赤い糸で結ばれていて、
何度生まれ変わっても必ず出会うという話です。
大抵悲恋ですが、一度だけ結ばれます。(ネタばれですね、すみません。)
かなりロマンチックです。当時私のの日記には「SFメロドラマ」と書いてありましたし。
音月さんのロミオがあまりにも夢見る青年だったことがとても印象的だったので、こちらの作品に。
あくまでも普通の青年だけどロマンチックになりすぎて狂っているんじゃないか?というときの
エドガー(フランスが舞台の話なのか名前がエドガーになっています)が似合いそうだなあと思って。
舞羽さんはそれこそ『忘れ雪』のヒロイン(しかも子ども時代)を思い出して、
1番最初の話でのエリザベスを演じたらどんなふうになるんだろうと興味を抱いて。
この作品はかなりロマンチックで味わいながら観たいので、
上演していただけるならシアタードラマシティー公演でお願いしたいですね。
あと、考えたのは『県庁おもてなし課』。
『ライオンハート』より、こちらのほうが今の雪組にはいいのかも・・・と思わなくもない。
<星組>柚希礼音&夢咲ねねコンビ
『どこかで楽隊が奏でている』レイ・ブラッドベリ
『永遠の夢』に収録されている中編作品になります。(『2099年のリヴァイアサン』とともに。)
記者カーディフが隠れ里サマートンに降り立ち、そこでネフ(ネフェルティティ)と出会う。
そこに数日間滞在することで、カーディフはサマートンやそこに住む人々、そしてネフを
心から愛するようになっていた。そのとき・・・?といった感じのノスタルジックな物語です。
一応、ファンタジック・ラブロマンスというジャンルに入るらしいです。
ネフが美女。それだけで夢咲ねね嬢でこの作品を宝塚で観たいかもと考えるようになりました。
柚希さんのカーディフも演じるとなったら凄く難しい役になるのではないでしょうか。
一応婚約者もいるカーディフがネフと恋におちていく様子はとてもロマンチックです。
そんな作品を今人気のある「ちえねね」コンビで観たい!と心から思います。
この作品の世界観を表現できる演出家は景子先生か児玉先生しかいらっしゃらないかも。
以前なら荻田先生で観たかったですね。
もしくは『ライオンハート』。コスチューム物がお似合いのコンビでもありますし、
美男美女のメロドラマをうまく表現できそうな2人ですし。
<宙組>大空祐飛・野々すみ花コンビ
『乙女の密告』赤染晶子
ある外大(女子大)のドイツ語学科のあるスピーチ専門ゼミでは
『アンネ・フランクの日記』から「1944年4月9日日曜日の夜」をスピーチすることになる。
そこはアンネがユダヤ人であるという事実をアイデンティティーとして初めて受け入れる、
という内容であり、ロマンチックな場面ではない。
その日記を読むことでゼミの生徒たちは各々が本当に求めている言葉を見つけていく、
という話でして、ラブストーリーではございません(苦笑)。
祐飛さんのバッハマン教授(ぜひアンゲリカ人形を!)とすみ花ちゃんのみか子(主人公)を
観たかっただけです。バッハマン教授は結構謎めいていまして、そこをうまく表現できるのは、
祐飛さんでしょ!と思いましたし、スピーチを通して色々な悩みを抱えるようになるみか子を
演じられるのもすみ花ちゃんだけでしょ!と感じましたしね。
『陰陽師ー生成り姫ー』もこのコンビで観たいかもと思ったのですが、
祐飛さんは博雅ではなく晴明キャラの男役さんだろうなあと思ったので却下。
(この話は博雅と没落貴族令嬢のラブロマンスであるとも言えるので。)
<番外編>
紅さんで観てみたい作品も考えてみようかと。(本人もやりたがっている新撰組は抜きで。)
・『バチカン奇跡調査官』のロベルト
・『図書室から始まる愛』のラマン
・『白馬の騎士』のトマス・フェアファックス
・『ねじの回転 FEBRUARY MOMENT』のマツモト
主役ばかりになりましたね。しかも3枚目のような人物が出なかった。。。
最近シリアスな小説ばかり読んでいるからかな。
久しぶりに『鴨川ホルモー』でも読んでみようかしらん?
そんなこんなで今日の日記はここまで。
今日も好き勝手にかきました(汗)。楽しんで読んでくださる方が1人でも多くいらっしゃるといいなあ。
ラインナップが発表された時点で予測されていたことではありますが、
改めて発表されるとショックでした。サヨナラ公演を観られたらいいなあと思います。
(大空・野々コンビをトラファルガーのみでしか観ていないというのはちょっと嫌なので。)
あと、文化庁芸術祭で『クラシコ・イタリアーノ』が優秀賞か何かを受賞されたそうですね。
おめでとうございます。さすが、宙組!さすが、宝塚!
さて、今日は最近読んだ本を紹介しがてら、
宝塚ブログらしくその作品をキャスティングするならどのコンビ?ということを考えてみます。
<花組>蘭寿とむ・蘭乃はなコンビ
『レインツリーの国』有川浩
『図書館戦争』シリーズで登場した小説です。
きっかけは彼女のブログで書いた「忘れない本」。
そこから主人公と彼女のメール交換が始まるものの、なかなか彼女が実際に会おうとしてくれない。
それには彼女にワケがあって・・・という物語です。
なぜこの2人をこの作品で、と思ったかといいますと、
私の中で蘭乃はなちゃんは『二人の貴公子』の「牢番の娘」というイメージだからです。
変わらないんですよね、これが。オフィーリア・サブリナ・クリスティーヌを演じても。
いじらしくて思わず応援しちゃいたくなる感じといいましょうか。
蘭寿さんも不器用な男性も似合いそうだなあと思いますし。
<月組>霧矢大夢・蒼乃夕妃コンビ
『青い城』モンゴメリ
大人のためのラブストーリーです。
ある日余命半年と医者から告げられた主人公が自由奔放に生きてみようと、
今まで抑圧されてきた生活を捨て、自分らしい生き方を求める物語。
彼女はひょんなきっかけで結婚しますが、結婚相手も実は・・・。という、
女性が主人公のように見えますが、結婚相手もなかなか大変な人生を歩んでいます。
彼の半生をかっこよく描けば、宝塚でも上演できるかも。
このコンビは大人の作品が似合うと思うんですよ、とても。
だから、ついついこういう小説を選んでしまいますね。この話は本当に好きで、
2011年に読んだ本の中で1番好きなラブストーリーでした。
『青い城』以外なら、有川さんの『図書館戦争』かも。
<雪組>音月桂・舞羽美海コンビ
『ライオンハート』恩田陸
幻想的なSF風ラブストーリーです。オムニバス形式となっていまして、
どの話も男性はエドワード、女性はエリザベス。2人は運命の赤い糸で結ばれていて、
何度生まれ変わっても必ず出会うという話です。
大抵悲恋ですが、一度だけ結ばれます。(ネタばれですね、すみません。)
かなりロマンチックです。当時私のの日記には「SFメロドラマ」と書いてありましたし。
音月さんのロミオがあまりにも夢見る青年だったことがとても印象的だったので、こちらの作品に。
あくまでも普通の青年だけどロマンチックになりすぎて狂っているんじゃないか?というときの
エドガー(フランスが舞台の話なのか名前がエドガーになっています)が似合いそうだなあと思って。
舞羽さんはそれこそ『忘れ雪』のヒロイン(しかも子ども時代)を思い出して、
1番最初の話でのエリザベスを演じたらどんなふうになるんだろうと興味を抱いて。
この作品はかなりロマンチックで味わいながら観たいので、
上演していただけるならシアタードラマシティー公演でお願いしたいですね。
あと、考えたのは『県庁おもてなし課』。
『ライオンハート』より、こちらのほうが今の雪組にはいいのかも・・・と思わなくもない。
<星組>柚希礼音&夢咲ねねコンビ
『どこかで楽隊が奏でている』レイ・ブラッドベリ
『永遠の夢』に収録されている中編作品になります。(『2099年のリヴァイアサン』とともに。)
記者カーディフが隠れ里サマートンに降り立ち、そこでネフ(ネフェルティティ)と出会う。
そこに数日間滞在することで、カーディフはサマートンやそこに住む人々、そしてネフを
心から愛するようになっていた。そのとき・・・?といった感じのノスタルジックな物語です。
一応、ファンタジック・ラブロマンスというジャンルに入るらしいです。
ネフが美女。それだけで夢咲ねね嬢でこの作品を宝塚で観たいかもと考えるようになりました。
柚希さんのカーディフも演じるとなったら凄く難しい役になるのではないでしょうか。
一応婚約者もいるカーディフがネフと恋におちていく様子はとてもロマンチックです。
そんな作品を今人気のある「ちえねね」コンビで観たい!と心から思います。
この作品の世界観を表現できる演出家は景子先生か児玉先生しかいらっしゃらないかも。
以前なら荻田先生で観たかったですね。
もしくは『ライオンハート』。コスチューム物がお似合いのコンビでもありますし、
美男美女のメロドラマをうまく表現できそうな2人ですし。
<宙組>大空祐飛・野々すみ花コンビ
『乙女の密告』赤染晶子
ある外大(女子大)のドイツ語学科のあるスピーチ専門ゼミでは
『アンネ・フランクの日記』から「1944年4月9日日曜日の夜」をスピーチすることになる。
そこはアンネがユダヤ人であるという事実をアイデンティティーとして初めて受け入れる、
という内容であり、ロマンチックな場面ではない。
その日記を読むことでゼミの生徒たちは各々が本当に求めている言葉を見つけていく、
という話でして、ラブストーリーではございません(苦笑)。
祐飛さんのバッハマン教授(ぜひアンゲリカ人形を!)とすみ花ちゃんのみか子(主人公)を
観たかっただけです。バッハマン教授は結構謎めいていまして、そこをうまく表現できるのは、
祐飛さんでしょ!と思いましたし、スピーチを通して色々な悩みを抱えるようになるみか子を
演じられるのもすみ花ちゃんだけでしょ!と感じましたしね。
『陰陽師ー生成り姫ー』もこのコンビで観たいかもと思ったのですが、
祐飛さんは博雅ではなく晴明キャラの男役さんだろうなあと思ったので却下。
(この話は博雅と没落貴族令嬢のラブロマンスであるとも言えるので。)
<番外編>
紅さんで観てみたい作品も考えてみようかと。(本人もやりたがっている新撰組は抜きで。)
・『バチカン奇跡調査官』のロベルト
・『図書室から始まる愛』のラマン
・『白馬の騎士』のトマス・フェアファックス
・『ねじの回転 FEBRUARY MOMENT』のマツモト
主役ばかりになりましたね。しかも3枚目のような人物が出なかった。。。
最近シリアスな小説ばかり読んでいるからかな。
久しぶりに『鴨川ホルモー』でも読んでみようかしらん?
そんなこんなで今日の日記はここまで。
今日も好き勝手にかきました(汗)。楽しんで読んでくださる方が1人でも多くいらっしゃるといいなあ。
2012-01-12 14:34
コメント(0)
コメント 0