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星組大劇場公演『ノバボサノバ』 [星組]

皆様、お久しぶりです。5月もあっという間に過ぎていくような気がして、
何か自分のために有意義なことをせねば、と考えているmarineです、こんにちは。

5月7日に宝塚にて『ノバボサノバ/めぐり会いは再び』を鑑賞してきたので、
今日は『ノバボサノバ』の感想を書いていきますね。
観劇してから早めに感想をブログにアップしたかったものの、
日々の忙しさから今日まで何もできませんでした。
ところどころあやふやな記憶があるでしょうが、大目に見て下さると嬉しいです。
ちなみに、『ノバボサノバ』の役替わりキャストの方ですが、
紅ゆずるオーロ、真風涼帆マール、夢乃聖夏メール夫人、花愛瑞穂マダムガートの回でした。


まず『ノバボサノバ』について書いていきますね。

「ああ、舞台はやはり生が1番だわ」と観終わった後最初に思いました。
映像で何度か『ノバボサノバ』を観ていましたが、実際に舞台を観たのが初めてだった私は、
舞台の迫力や客席との一体感、出演者達のエネルギッシュな感情がよく伝わってきたことに
大きな衝撃を受けました。本当に観られて嬉しかったです。
北陸からわざわざ関西に行って正解でした!
柚希さん率いる星組が上演したからこその熱い舞台だと思ったので、
今の星組でこの作品を観られた奇跡を感じます。ああ、観られて幸せでした。

前回の再演とは違っているところは衣裳かなあと思います。
現代に合わせてのおしゃれな衣裳に変わっていたのが作品の古臭さを感じさせず、
良かったのではないでしょうか。あと、曲のテンポも早くなっているような気がしました。
今回の演出が藤井先生だったこともこの変更に大きな影響を与えたのかなあと思います。
私自身、現代的な『ノバボサノバ』が観られてよかったなあと嬉しく感じています。

柚希さんのソールは素晴らしかったです。ダンスでも歌でも魅了されましたね。素敵でした。
ソールという役は歌やダンスだけではなくカリスマ的な要素も必要だと思うのですが、
「観客を楽しませる」ということを感じさせられた彼女には
カリスマ的な部分も持っているような気がしました。歌やダンスは勿論素晴らしかったです。
私は彼女のソールが好きですね。彼女のパワフルな舞台姿がまさにソール役にぴったりでした。

夢咲さんのエストレーラは本当に美しかったです。特に中詰めあたりのダルマ姿!あれは圧巻でした。
エストレーラという役柄は美しくて舞台に華を添える女性なので、まさに彼女にぴったりな役でした。
スタイルのいい夢咲さんはどんな衣裳でも美しく着こなすので、
そこがエストレーラを演じるにはふさわしいところだったんじゃないかと思います。

涼さんのルーア神父と英真組長のシスターマーマのコンビは安定感がありましたね。
いつでも安心して観られました。舞台をしっかり支えていました。

夢乃さんのメール夫人はコケティッシュな女性でした。
まるでマリリン・モンローのようなヘアスタイルで、セクシーな印象を受けました。美人さんでしたよ。
楽しんで演じていることがよく伝わってきました。

花愛瑞穂さんのマダムガートは彼女の歌唱がマダム・バーバのクラブを妖しくさせる大きな力に
なっていたような気がします。彼女の歌が好きなので、じっくりと聴くことが出来て嬉しかったです。

妃咲ラービオスもよかったです。綺麗でしたし。紅さんとの並びも美しかったです!

紅さんのオーロはかっこよかったです。ずっと彼女のオーロを目で追っていたような気がします。
凄くキザでクールな見た目に隠された情熱というものを感じられて、
男としての色気がよく伝わってきました。女性なら誰もが魅了される男性だったのではないでしょうか?
(『シークレット・ハンター』の新公でパパを演じていた人と同一人物とは思えないぐらいでした(笑)。)
そんな彼女のオーロがブリーザを失ってから歌う「アマールアマール」は心にぐっとくるものがあって、
オーロの悲しみが痛いほどよく分かったような気になりました。
『メイちゃんの執事』のときに比べると格段に歌唱力が成長していて彼女の努力がよく伝わってきました。
ダンスの方は、柚希さんの横で踊られるときだけ「頑張れ」と思ってしまったけれど(冷や汗)、
まだまだ未知数の(彼女の)ダンスを隠せるだけのかっこよさがあったのではないでしょうか。
それから、マダム・バーバのクラブでの場面の女装がとても美しかったです。
夢乃さんのオーロとは違い、ノースリーブの銀色?のドレスでとても似合っていました。
(夢乃さんのときの衣裳は『ル・サンク』で確認しました。)
本当にかっこよくて…ますます紅さんのファンになりました。

白華さんのブリーザは素晴らしかったです。
ブリーザはエストレーラと対になる女性ですので、トップ娘役に負けない存在感が必要だと思います。
その存在感が彼女にはありましたし、(夢咲さんの同期ですしね!)
生き生きと彼女が演じている様はブリーザの魅力につながったような気がしました。
また、改めてブリーザを演じるには実力派の人でないと駄目なんだろうなと実感しました。

壱城さんの「紫の蝶」は美しかったです。
美弥さんのボールソはやんちゃな感じでかわいらしかったです。
音波さんのボーロはかわいらしくて愛らしかったです。
鶴美さん、如月さん、大輝さんの「ピエロ」も凄く良かったと思います。

真風さんのマールは…彼女の成長ぶりに感動しました。(新公タムドクを演じていた時代と比べると!)
だいぶ真ん中の立ち位置が似合う男役さんになってきたなあと思いました。
彼女のマールは心優しい男性そのもので、彼女の人柄が反映されているような気がしました。
これからの彼女がどのような男役になっていくのかが楽しみになってきました。

礼さんのビーナスは迫力がありましたね。『ロミオとジュリエット』の「愛」とは大違いでした。
そのビーナスより私が印象的だったのは夢妃さんと一緒に歌う「カリオカの男」。
最初とカーニバルの場面の直後のデュエットが本当に美しいハーモニーで心に残りました。
礼さんは音楽学校の文化祭でなんとなく分かっていましたけれど、
歌もダンスも出来る人なんですよね。凄いですね、これからが楽しみですね。

そんな礼さんと音楽学校の文化祭でデュエットで一緒に歌っていた妃海さんは
歌のほうで場面をもらっていてよかったです。(目立つわけでもないんですが。)
最初の「カリオカの女(コーラス)」や「紫の蝶(歌手)」に選ばれていたことが凄いと思いました。
これからも頑張ってほしいですね。(新公のビーナスがどんな感じだったか気になります~。)

ではでは、明日は『めぐり会いは再び』の感想を書きます。お楽しみに。
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